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守山小幡めばえ接骨院、院長の岩田充広です。
頭痛やめまい、吐き気などの症状をうったえて当院に来られる方が多くお見えになっています。
いわゆるスマホ首やストレートネックなどとよばれる不良姿勢の方に多く見られますが、
パソコンやスマホに触れる機会の多い現代人にとってもはや生活習慣病のようなものですね。
この時期になるとそういった方が増えるのですがそれはなぜでしょうか?
このような症状は一般的に「緊張型頭痛」と言います。
首や頭の筋肉が緊張することで起こるのですが、
頭が胴体よりも前に来るような不良姿勢や、
歯を食いしばったりすることがその原因となりやすいのです。
筋肉が緊張することで血行を妨げたり、
周囲の神経を刺激してこのような症状が起こるのですが、
この時期は特に症状を訴える方が多くなります。
皆さんはご自分の手足を触って冷たいと感じたことはありませんか?
人の体は中心部は一定の温度に保たれていますが、
体の端(この場合は表面付近)は普段は血流が制限されて温度が低くなっています。
この時期は頭や首の表面付近の筋肉が冷えて固まり緊張しやすいので、
必要以上に血流を妨げたり神経を刺激する原因となりやすいのです。
つまりざっくりまとめると、
1、頭や首の筋肉が緊張する。
↓
2、血行が悪くなったり、周囲の神経を刺激する。
↓
3、頭痛やめまい、吐き気の原因になる。
という経過をたどるのですが、
冷えると筋肉の緊張が強くなり症状が現れやすくなるのです。
首を冷やさないようにするだけでも予防する効果がありますので、
この時期の服装にはご注意ください。
守山小幡めばえ接骨院
院長 岩田充広