お読みいただきありがとうございます。
守山小幡めばえ接骨院、院長の岩田充広です。
みなさんも一度は腰が痛くなったことが有るかと思います。
今回は腰を傷めにくい座り方についてまとめていきたいと思います。
タイトル詐欺と言われてしまうかもしれませんが究極的に言うと
「可能ならできるだけ座らない」が1番の正解だといえます。
人間の骨格は直立二足歩行に特化した形になっていて、
座ると体幹や足の筋肉の前後左右の釣り合いが取れなくなり、
どうしても骨盤や背骨に負担をかけてしまいます。
また、内臓を圧迫したり血流を妨げたりしてしまうので、
様々な病気のリスクを高めるという研究結果が各所で出ていて、
1日に3時間以下しか座らない人に比べ8時間以上座る人は
様々な病気のリスクが平均22%高まるなんていう論文もあります。
それでもお仕事の都合で座りっぱなしになってしまう、
という方に是非実践していただきたいことが2つあります。
1、こまめに立つ
最初から座り方の話ではないのですが、
30分~1時間に1回立ち上がって少し動くだけで、
上記の体への負担を大幅に減らすことができます。
2、骨盤が傾かないように座る
立ったときに太腿とおしりの間にできるシワの真ん中あたり、
坐骨という骨にふれることができると思います。
その坐骨がちょうど座面に当たるように座ると、
骨盤が直立した状態で座ることができるので、
背中が丸まったり、腰が反ったりして
負担をかけることを防ぐことができます。
最後に、
人間の体の構造上どうやっても座りっぱなしは
負担になってしまうので完璧な予防法は無く、
座る機会の多い方は悪化しないように
うまくコントロールしていくことが重要になります。
お仕事が忙しく自分でコントロールすることが
難しい方はお気軽に当院にご相談ください。