お読みいただきありがとうございます。
守山小幡めばえ接骨院、院長の岩田です。
今回は店頭や広告などで目にすることの多い
プロテインを多く含む食品についてまとめました。
とりあえず前提としてプロテインとはタンパク質のことで人体の材料となる必要不可欠な栄養素です。
傷ついた体を治すために必要となるのでスポーツをしている人だけで無く病気やケガ、
過労などで消耗している方や高齢者の方は積極的に取ることを推奨されています。
また最近では髪の毛や肌の健康のため、美容目的で摂取する方も増えていますね。
ですが日本人の標準的な食事の場合、必要量より不足していることが多いと言われています。
そういった背景から最近では手軽に摂取できるプロテインを多く含む食品が人気を集めていますが、
上手に取らないとせっかくの効果が台無しになってしまいます。
まず気をつけていただきたいのが、ご自身の体質に合っているかということです。
代表的なところでは牛乳由来の成分が体に合わずお腹を下してしまう方がよくいますが、
そういった方が乳製品由来の成分を含む食品を取ると栄養を吸収できず逆効果になってしまいます。
プロテインを多く含む食品を取るようになってからの体調の変化に気をつけ、
お通じだけでなく不調なことが増えるようなら一度医師に相談することをおすすめします。
さらに注意が必要なのが、一度に吸収できる量には限りがあり、
しかも普通の食事に比べてそういった食品は消化しやすいものが多いので、
素早く消化管を通り過ぎてしまい吸収できる量が少ないということです。
年令や性別、体格などによっても違いますが標準的な体格の男性の場合で、
一度に摂取できるのは20g~30gほどだと言われています。
(普通の食事の場合ゆっくり消化されるのでその倍くらいは吸収できると言われています。)
そのため一度に多く取ったり普段の食事と一緒に取ると吸収しきれず意味がなくなってしまいます。基本的にはおやつ代わりにしたり寝る前に取るなど、
食事と食事の間の時間に少量を取るようにしましょう。
守山小幡めばえ接骨院
院長 岩田充広