お読みいただきありがとうございます。
守山小幡めばえ接骨院、院長の岩田です。
今回はなかなか寝付けないのはその姿勢のせいかもしれませんよ、という話題です。
寝る前に〇〇を摂取すると良いとか、✕✕すると良いといった、
入眠法については触れませんのでご注意ください。
まず前提として寝る姿勢ですが、
体への負担を考えるとできるなら仰向け(上向き)で寝るのが理想です。
⋯が、横向きやうつ伏せ(下向き)など他の姿勢じゃないと眠れないという方は、
無理に寝姿勢を変える必要はありません。
睡眠はある程度まとまった時間と深さがないと体を休めることが出来ませんので、
寝やすい姿勢があるなら無理に変えようとせず、
その姿勢でかかる体への負担を、他の方法でケアしていく方が良いでしょう。
・手足の痛みが気になり眠れない時
手足が痛い場合は負担がかからない姿勢になるようクッションなどで保護してあげましょう。
四十肩、五十肩の方ならクッションをわきに挟みそのクッションに手を乗せるようにする。
膝が痛い方は膝の下にクッションを挟み軽く曲げた状態にする。
など個別の症状によって対策は無数にあって書ききれないので、
お困りの方は当院にお気軽にご相談ください。
・首や腰の痛みが気になり眠れない時
寝姿勢や体型によっても違いますが首や腰が痛くなる場合、
その付近の背骨がニュートラルな状態を保てなくなっていることが多いです。
仰向けで寝ると腰が反って痛い方は膝のときと同じようにヒザ下にクッションを当てる。
首を屈めすぎないように仰向けの時には低めの枕を使い、横向きの時には高めの枕を使う。
といった形で反ったり屈んだりしないように補ってあげると良いでしょう。
手足の痛みや慢性的な腰痛や頚部痛が寝ている時以外でもある方は、
その治療を行うのが一番の近道になりますので、当院にお気軽にご相談ください。
・寝付けない、眠りが浅い時
寝付きが悪かったり、眠りが浅くよく悪夢を見るといった方の場合、
呼吸が浅く、酸素を十分に取り込めていないのかもしれません。
仰向けで寝る方に多くこの症状が見られますが、
胸郭(背骨、肋骨、胸郭からなるカゴ状の骨格)の動きの悪さが原因かもしれません。
低めの枕を使い、手のひらを上に向けるようにして胸を開くようにしてみましょう。
また、体型によっては仰向けだと内臓の重さで肺が圧迫されやすいので、
横向きやうつ伏せのほうが寝付きが良いかもしれません。
お薬の力に頼らず改善したいというお悩みにもお力になれることがあると思いますので、
ご興味のある方はお気軽に当院にご相談ください。
守山小幡めばえ接骨院
院長 岩田充広