お読みいただきありがとうございます。
守山小幡めばえ接骨院、院長の岩田です。
このブログで何度か運動をおすすめする記事を書きましたが、
その中で「準備運動をしっかり行ってください」と繰り返していました。
今回はその準備運動って結局何をしたらいいのかについて解説していきます。
まず、運動をする前になぜ準備運動が必要なのかというと、
一番大きな目的は運動中のケガの予防にあると言えます。
人間の体は内臓などの中心部は一定の温度に保たれていますが、
手足などは普段は外気温に近い低めの温度になっていることが多く、
この状態だと関節や筋肉がこわばって、
強い力がかかった時にケガをしやすくなってしまいます。
それを防ぐため関節や筋肉の血流を良くして温度を上げることが
準備運動に求められる効果なのです。
そのため、じっくりと関節を伸ばすようなストレッチ(静的ストレッチ)は
力を込めにくくなり、ケガの予防効果は期待できないので(諸説ありますが、)
実はあまり準備運動には向いていません。
それではどんな運動が良いのかというとまず一番に上げるのがランニングです。
息が上がらない程度のゆったりしたペースでいいので
10分ほど走ることで、足だけでなく全身の血流を良くしてくれます。
普段全く運動していない人の中には10分ほど走るだけでもきついので
ランニングをする前の準備運動が必要という方もいると思いますので、
そういった方におすすめなのがラジオ体操です。
全身の様々な関節を大きく動かす運動で構成されていて、
一通りやるだけでしっかりとした準備運動になります。
ラジオ体操には「第一」、「第二」、「みんなの体操」の3種類があり、
それぞれ一般向け、上級者向け、高齢者向けといった形で
運動の強度によって適したものを選べるようになっています。
NHKの放送だけではなく動画配信サイトなどでも手軽に手順を確認できますので、
ご自身の体力に合わせて試してみましょう。
それでもケガをしてしまった方は当院にお気軽にご相談ください。
守山小幡めばえ接骨院
院長 岩田充広