お読みいただきありがとうございます。
守山小幡めばえ接骨院、院長の岩田です。
今回はこの季節に症状を訴えられる方の多い、
天気が悪い日に起こる古傷の痛みについて解説していきます。
天気が悪い日にはそうでない日に比べて気圧が下がることが多いです。
古傷が痛む理由として大きく分けて2つの説がありますが、
そのどちらにも低気圧が関係しています。
一つは内耳という耳の中にある器官が気圧の変化に刺激されることで
自律神経が乱れ、血の巡りが悪くなるというものです。
血行が悪くなることで手足などがむくみ、
痛みを感じる神経を刺激することで症状が出ると言われています。
もう一つが同じく低気圧になることでヒスタミンという炎症を誘発し、
痛みを感じやすくする物質が過剰に分泌されるためというものです。
過剰に分泌されたヒスタミンが血行の悪くなった古傷を刺激して
痛みを誘発すると言われています。
どちらの場合も血行を良くすることで緩和できると言われていますので、
症状の出たときにはストレッチやウォーキングなどして
血の巡りを良くすることが対策として効果的です。
ただし、気をつけなければいけないのが古傷だと思っていても
実際には治りきっておらず慢性化した症状で痛みが出ている場合です。
この場合上記の対策では痛みが取れないどころか、
症状を悪化させてしまう事があるので注意が必要です。
上記の対策をしても痛みが改善しない方は、
まずしっかりと治療を受ける必要がありますので、
当院までお気軽にお問い合わせください。
守山小幡めばえ接骨院
院長 岩田充広