お読みいただきありがとうございます。
守山小幡めばえ接骨院、院長の岩田です。
ガラケー時代にもそういった症状を訴える方がいなかった訳ではないですが、
10数年前にスマホが普及しだしてから急激に症状を訴える方が増えた
「スマホ首」について解説していきます。
そもそもスマホ首とは、
正式にはストレートネックとよばれる状態を表すものです。
本来は後ろに反るようにカーブしているはずの頚椎の並びが、
不良姿勢によって前にカーブするようになってしまう状態になり、
頭の重さを支えている首や肩の後ろの筋肉に大きな負担がかかってしまいます。
ひどくなると肩こりなどの筋肉の症状だけでなく、
頭部への血流を妨げることで頭痛の原因となったり、
周囲の神経を刺激して神経痛の原因になったりします。
名前のとおりスマホの画面を覗き込む姿勢が最大の要因とされ、
スマホで動画やSNSを視聴することの多い現代人には
生活習慣病のようなものになっています。
真横に顔を向けているときに比べ15°うつむくと首への負荷が2倍に、
30°うつむくと首への負荷がなんと3倍になると言われています。
予防法としては、
まずは長時間連続してスマホを覗き込む姿勢をとらず、
30分に一度は首を回すなどして筋肉のこわばりを防ぐこと。
そしてスマホの画面をできるだけ高く上げ目線が下がらないようにすることです。
上記の予防法を試してみても症状が出てしまう方は、
お気軽に当院にご相談ください。
守山小幡めばえ接骨院
院長 岩田充広