お読みいただきありがとうございます。
守山小幡めばえ接骨院、院長の岩田です。
みなさんも一度は寝違えになった事があると思います。
そんな時はもちろん当院のような専門機関に受診することが一番なのですが、
ご自宅でできるケアとしてやったほうが良いことと悪いことを、
それぞれ解説を交えつつ紹介していきます。
まずは、寝違えをした直後にしたほうが良いことから。
・安静にする。
基本中の基本ですが、寝違えは首や肩の筋肉や関節周囲の組織を痛める「ケガ」なので、
痛めた直後に「どうやったら痛くなるんだろう?」と、
確認しようと首や肩を動かしたり、負担をかける姿勢をしてしまうと
かえって症状を悪化させてしまいます。
できるだけ痛くない姿勢を保つようにしましょう。
・冷やす。
痛めた直後の患部が腫れたり、熱を持ったりしているようなら
氷嚢や保冷剤などをタオルにくるんだものなどを使って冷やしてあげましょう。
痛めた直後に起こる炎症反応という現象を抑え、痛みを和らげる効果もあります。
冷たさを感じなくなるまで冷やしたら一旦外して、
患部の体温が戻ってきたら冷やす、と数回繰り返してみましょう。
次に直後にすると悪いこと。
・もみほぐす。
これはやってしまう方がかなり多いのですが、
「ケガ」である患部を強く刺激すると炎症反応が強くなり悪化する原因になります。
当院でも寝違えなどの急性症状の方は患部にあまり刺激を入れず、
周囲の組織からのアプローチを試みます。
・温める。
これもやってしまう方が多いのですが、
痛めた直後に入浴して患部を温めてしまい、症状を悪化させてしまうことがあります。
痛みを伴わないコリや疲労感なら温めるのは効果的ですが、
寝違えに限らず、急に痛みが出てきた症状の場合は温めるのは厳禁です。
・動かす。
スポーツをされている方に多いのですが、
痛みを感じたときに「動いていればそのうち収まるだろう」と、
無理に運動を続けて悪化させてしまうケースがよくあります。
こちらも寝違えに限らず、急に痛みが出てきた症状の場合は無理に動かすのは厳禁です。
簡単に出来そうなもの、ついやってしまうものをまとめてみました。
今回載せたものはあくまで痛めた直後の対処法ですので、
お仕事や日常生活に支障が出るほど痛みの強い時や、
数日立っても強い痛みが引かない方は当院にお気軽にご相談ください。
守山小幡めばえ接骨院
院長 岩田充広