お読みいただきありがとうございます。
守山小幡めばえ接骨院、院長の岩田です。
今回はこの季節に多い症状の意外な原因である、
水分不足が体に与える影響についてまとめてみました。
そもそも人体の60%は水でできているとよく言いますが、
筋肉に限って言えばその割合は75%にもなり他の部位よりも脱水の影響を受けやすいのです。
筋肉中の水分が少なくなることでこわばり、柔軟に動かすことができなくなってしまいます。
更に水分不足は血行にも影響を与えます。
血行が悪くなると手足などの冷えを招き、
関節液と呼ばれる関節の潤滑剤のような物の出が悪くなり、
筋肉に溜まった疲労物質が長く留まり、
筋肉の滑らかな動きをさまたげる原因となります。
そして忘れてはいけないのが神経への影響です。
水分不足というストレスを体が感じることで、
自律神経が緊張したときに働く交感神経優位という状態になり、
必要以上に筋肉が緊張してしまう原因にもなります。
これらの症状を防ぐためにこまめな水分補給を心がけましょう。
目安となる量は体重1kgあたり30ml、体重40kgの人で1,2㍑、60kgの人で1,8㍑となります。
実際には食事の中にも水分が含まれているのでノルマはもう少し低くなるのですが、
乾燥しやすいこの時期はそれぐらい意識して多めに水分を取ったほうが良いでしょう。
しっかりと水分補給をしていても体のこりが取れない方は、
当院にお気軽にご相談ください。
守山小幡めばえ接骨院
院長 岩田充広